顎関節症｜クラシオン接骨院 MEGAドン・キホーテ長野高田院

当院では、顎関節症に対して施術と日常生活でのケアを組み合わせることによって、症状の軽減が期待できると考えています。特にⅠ型の顎関節症に関しては、筋肉の使いすぎが原因となります。日常生活の中で、無理に力を使いすぎないように意識し、顔周り（特に咀嚼筋）のマッサージを行うことで、筋肉がほぐれ、痛みが軽減されることが期待できます。

また、歯医者では睡眠中用のマウスピースが提供されることがありますが、当院では頭蓋骨の歪みを検査し、バランスを整えることで、顎関節症に対してアプローチしています。

身体の使い方には癖があるため、日常的な意識やケアだけでは十分でないことがあります。そのため、施術と組み合わせて行うことが最も効果が期待できると考えています。

まず、多く挙げられる原因として、食いしばりの強さが関係してきます。そもそも、なぜ食いしばりが強くなってしまうのでしょうか。

人体には、交感神経と副交感神経という自律神経が存在します。これらは、内臓の働きや体温調節、睡眠の質など、人体に大きく関わる非常に重要な神経です。しかし、現代の日本では自律神経の乱れが問題になっており、興奮を促す交感神経と、リラックスを促す副交感神経のバランスが崩れやすくなっています。その影響で、睡眠時に力が入りやすくなったり、身体が過度に緊張してしまう傾向があります。

まずは、身体を休め、リラックスできる環境を整えることで、自律神経のバランスを整えることが大切です。

顎関節症を放っておくことは、とても危険だと言えます。顎関節症を放置することで、局所的な痛みや悩みが身体全体の症状へと広がっていく可能性があります。

顎のズレや噛み合わせなどが悪化すると、顔の骨格のバランスが崩れてしまうほか、背骨や骨盤にも支障をきたし、肩こりや腰痛をはじめ、手足の痺れなど、さまざまな症状が引き起こされることがあります。また、顎関節症の原因でもあるストレスを余計に溜め込んでしまうことにも繋がります。

顎関節症に関しては、自分の力だけでは軽減が難しいことが多いため、早めに医療機関を受診し、施術を受けることが大切です。

顎関節症に効果が期待できる施術メニューとしては、ドライヘッド矯正と鍼をお勧めしています。

【ドライヘッド矯正】
ドライヘッド矯正を行うことによって、顎関節の歪みやズレを解消することができます。顎関節症の原因にもなる咀嚼筋や側頭筋を緩め、顎にかかる無駄な力を軽減することができます。また、顎関節症から付随して起こる顔全体の歪みや背骨、骨盤の歪みを軽減することもできます。

【鍼】
鍼の施術においては、先程も挙げた咀嚼筋や側頭筋に鍼を打つことで、筋肉の血流を良くし、緊張を軽減することができます。

どのタイプの顎関節症なのかによっても効果的な施術メニューは変わってきます。

まず、ドライヘッド矯正に関しては、顎関節症による痛みを軽減するだけでなく、可動域の拡大やストレスの軽減、睡眠の質の向上など、さまざまな効果が期待できます。
顎関節症は、さまざまな症状を併発する可能性があるため、ドライヘッド矯正はそのような他の症状にも対応できる施術です。施術自体は痛みがなく、非常にリラックスできるため、気持ちの良い施術となっています。

鍼に関しては、特に咀嚼筋が原因で起こるタイプの顎関節症に効果が期待できます。鍼のメリットとして、痛みがある患部を動かしたり触ったりすることなく施術ができます。

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度としては、最低でも週に1回以上をおすすめしています。

顎関節に関しては、日常生活で完全に安静にすることが難しく、一時的に症状が軽減したとしても、また使っているうちに戻ってしまったり、悪化してしまうことが考えられます。そのため、症状が完全に軽減するまで施術を続けることが重要です。